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2010年06月 アーカイブ

アメリカ・州の政治経済など・・・その2

一九八〇年代中葉にテキサス州の経済は石油価格の下落により、一時景気が停滞しました。

しかしその後、州政府はエネルギー産業に偏重した構造を是正し、経済の多様化を目指し、特にハイテク、バイオ、宇宙産業など最先端産業の誘致・育成に力を注いでいます。

テキサス州はまた、法人税、個人税がない州として知られ、その恵まれた企業環境の故に同州は多くの海外の企業が進出しており、日本との関係も深いのです。

ちなみにテキサス州には、既に二百社を超える日系企業が進出しており、ヒューストン市、ダラス市を中心にその数は年々増大しています。

テキサス州に進出している日系の企業としては、商社、銀行などの商業・取引関係、また自動車および家電など現地生産分野が多いんです。

米・メキシコ国境沿いのメキシコ側の都市には、原材料や部品をアメリカから輸入税無しで持ち込み、これを加工、組み立てた上でアメリカへ再輸出する、外国企業の保税加工工場、いわゆる「マキドーラ」が多数存在し、米・メキシコ両国間の経済発展に貢献しています。

三大都市圏の発展とは?・・・その1

ヒューストンはアメリカ中央部の南端にあり、メキシコ湾から約八〇キロメートル内陸寄りに位置しています。

人口は既に述べたように一八九万人で全米第四位を誇り、現在南部では最大の都市の一つです。

ヒューストンの開発はテキサス州がメキシコから独立した一八三六年に始まり、綿花栽培、州鉄道および家具製造の中心地として栄えてきました。

しかし、二十世紀に入ってからは石油産業が著しく発展し、一九七〇年代にはヒューストンは人口増加率、住宅着工件数などで全米第一となり、アメリカで最も急成長を遂げた都市の一つとして知られています。

確かに、ヒューストンは一九八〇年の中葉に石油価格の下落に伴い、一時経済的に大きな打撃を受けました。

しかしその後ヒューストンは、石油関連産業からハイテクなど先端産業を育成し、産業構造の多様化を目指しています。

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