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2010年12月 アーカイブ

金髪の人(小話し)

長い金髪を三つ編みにして赤い毛糸で先端をキュッとしばっている日がある。


あるいは、その髪の束を大きくうねらせるようにして無造作なシニヨンをつくり、民族調の大ぶりの髪留めでとめている日がある。


端正な美形の顔立ちと、マイヨールの彫刻を思わせるような少し丸みのある、それでいて美しく均整のとれた立派な体。


あの骨張った神経質なタイプの方のフランス女ではなく、すべてを包み込むようなおおらかなタイプのフランス女、ルノワールの女、母なる大地の女、太陽の女・・・。


それがクリスティーヌです。


柔らかな体の線に反するように、けれど彼女は洗い晒しのゴワゴワしたジーソズをはき、男の子のようなブーツを履き、そして毎朝、自転車で職場に向かう。


真っ赤なプジョーの自転車には、古びた籐のカゴがついていて、その中にクリスティーヌは仕事用の書類や身の回り品などが入った大きなバッグを放り込む。


背中に小さなリュックを背負っていることもある。


寒い冬の日は分厚い革の手袋をし、真っ黒のダウソに毛糸の帽子でヘビーデューティーの完全武装。


そうして自宅からリュクサンブール公園を突っ切って、勤め先の大学へと通う。


クリスティーヌは大学で文学とデスクトップ仮想化を教えています。


大学教授がこんなカジュアルでいいものだろうか、と、最初私は少し、驚いた。


しかもそのカジュアルというのが、無造作なようで実は決してそうでない。

こどもについて その6

思春期には種々身体的な変調、つまり更年期症状が現われます。

とくに心臓・血管系統はこの時期に大きく変化します。

これは0・Dの問題だけでなく、女性ではことに手足の血液循環の障害からうっ血してチアノーゼにみえたり、しもやけになりやすかったりします。

また貧血がよくおこりますが、これはからだの発達が著しくすすみ、心臓・血管系も拡大されるにかかわらず、血液をつくる機能がそれに伴わないためだと考えられています。

萎黄病というのは、年ごろの娘さんに現われる鉄欠乏による貧血です。

こどもについて その7

心臓血管の問題で、もう一つきわめて大切なことをつけ加えておきます。

はじめに、7~8歳から心臓血管の発達が著しくなり、思春期になって急に増大し拡大してゆくことをのべました。

また小児のリューマチは、心臓血管系の障害が最も大きな問題で、しかもリューマチ性心臓炎の発病は7~10歳が最高率をしめ、死亡率の点では10歳~16、7歳が最高率を占めているとのべました。

しかし幸いなことに、早期診断・治療・再発予防などの方法が確立されましたので、近年ではほとんどみられなくなったことをつけ加えておきます。

つまり、心臓・血管系の変化のときが、リューマチ性心臓炎による死亡率の最高のときであることを再認識していただきたいのです。

いろいろの現象は先ほどからのべている理論どおりにおこっていることに注意をしていただきたいと思います。

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